イタリアからの風ーパルミジャーノとそら豆ー
春休み、イタリアからの来客は18年来親しくしているミラノに住むシチリアーナ(シチリア人)の家族の娘ジュリア。ヴァカンス先で出会った時、9つだった彼女は当時3歳になりたてのわが家の娘といつも遊んでくれた。
私は彼女の母親のグラツィエッラからニョッキの作り方をならい、庭のかまどで父親のサルヴァトーレがピザを焼いた。ピザが焼けるまでの間、みんなで私たちが作った焼き鳥をほおばりながら、とりとめない話をしていたっけ。
初めて日本に来たジュリアが、一番に食べた日本料理はSUSHIでもTENPURAでもなく、焼き鳥だったそう。
彼女がグラツィエッラから託されたのは、大きな塊のパルミジャーノチーズ。この季節イタリアでよく食べたそら豆faveと合わせて白ワインのお共に。
白釉台皿 径25~26cm 高さ2cm