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トマトの冷製パスタ

  • 2018年9月9日
  • 読了時間: 1分

イタリアに居た頃お世話になったローマのマンマ(お母さん)はシチリア出身で、シチリア料理に限らず彼女の作る料理はどれも絶品だった。

私は家によばれるといつもペンとメモを用意して、台所にいる彼女のそばを離れなかった。

ある朝キッチンのボールにザク切りにしたトマトがいっぱい入っていて、バジルの香りがする。何の料理に使うの?とたずねると、お昼に食べる冷製パスタのソースだそうで、トマトには数片のaglio(にんにく)と唐辛子、バジルの葉が混ぜ込んであり、香りのいいオリーヴオイルがからめてある。

お昼にはそれらの香りがトマトに移っているのだと言う。

”食べる前ににんにくと唐辛子は取り出してね。取り残しのないように何片入れたかかぞえておくのよ。””それから塩は必ずパスタと和えてから。”

イタリア人はジェラート以外冷たすぎる食べ物を好まない。冷製パスタもスパゲティを水で冷ましたりしないし、トマトも冷蔵庫に入れたりしない。

でもフレッシュな生のトマトと和えるその冷製パスタは煮込んだトマトソースのものとは全くちがって涼し気で香り高い夏の一品だった。

今回使用した器はこちらです。

白釉パスタ皿

径20cm 高さ4.5cm

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