唐辛子 トウガラシ とうがらし
- tomomi shinohara
- 2018年10月15日
- 読了時間: 2分
ー唐辛子と昆布の炒め煮ー

ピーマンや唐辛子が苦手な子供は多いけれど、わが家の子どもたちは小さい時からどの子も唐辛子が大好きでした。それはきっと初めて食べたのがこの唐辛子だったかも知れません。
仲良しの農家の友人が作っているのは”鷹峯唐辛子”で、ご本人が”万願寺唐辛子より旨い”という自信作です。

夫妻のお母様のMさんのとっておきのレシピを教えてもらいました。
”油でさっと炒めて細切りの昆布を入れてたく”のだそうですが、”種は除いて””昆布はハサミで1~2mmに細く切って””クタクタにならないよう中~強火でカラッと仕上げる”等々。
ひとつひとつの工程にきめ細やかで丁寧なこだわりが感じられます。
レシピ通りには作ったけれど、本当にこれでいいのかしら?と、ちょっと自信はないのだけれど...。美味しかったしよしとしましょう。
ーペペロナータの唐辛子バージョンー

もうひとつのレシピはイタリア料理の前菜の定番ペペロナータ(ピーマンのマリネ)です。
本場イタリアでは大きなカラーピーマンで作るのですが、肉厚で甘みの強い鷹峯唐辛子でもきっと美味しいはず、と作ってみたら思った以上に美味しくできてちょっとうれしくなりました。
実はこれ留学を終えてイタリアから帰国した若かりし頃、京野菜を使った料理のコンテストで入賞したレシピなのです。
今でこそカラーピーマン(ペペローネ)も普通にスーパーで買えますが、当時は簡単に手に入らない野菜でした。イタリアの味を再現したくて、肉厚の唐辛子で作ったことを思い出します。
鷹峯唐辛子も市場に出まわっていなかった頃で、万願寺唐辛子で作っていました。
今回のペペロナータも家族に大好評でした。
今回使用した器はこちらです。

灰釉銅班平小鉢 径15cm 高さ4.8cm

流白釉花鉢 径16cm 高さ3.2cm
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