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クリスマスのおもいで

  • 執筆者の写真: tomomi shinohara
    tomomi shinohara
  • 2018年12月29日
  • 読了時間: 2分

日本でも、もうすっかり定着したクリスマスのお菓子シュトーレン。

わが家にもこの時期になると届けて下さる方があちこちにいて、あれこれ食べくらべたりして楽しむのですが、ドイツの伝統的なお菓子とあって、ちょっぴりハードルが高く今まで自分で作ったことはありませんでした。

今年は初挑戦。アーモンドプードルたっぷり、ピスタチオの緑が効いた栗原はるみさんのレシピで作ります。(haru_mi秋号vol.49より)

元々は本場ドイツでも家庭で作られていたはずで、パンなのかお菓子なのか?日持ちさせる為には?と、私が勝手にハードルを上げていたのですね。

とっても簡単でとっても美味しいシュトーレンが出来ました。

クリスマスとお正月のこの時期になると、毎年ほろ苦い思いが心によみがえります。イタリアで迎えた初めての冬。カトリックの総本山のあるイタリアのクリスマスは荘厳できらびやかで、11月に入ると街中がイルミネートされお店にはプレゼントが溢れます。

でも現地の人達に取って、それはあくまでも宗教行事。日本のように友だちとパーティーをしたりカップルで過ごす日では無く、家族とお祈りをして静かに過ごしキリストの生誕を祝う日なのです。

思いのほか寂しいクリスマスを過ごしたこと、そしてその引き換えに、みんなで夜通し食べて踊って騒いで迎えた新年のこと。クリスマスの時期になると毎年心をよぎる思い出です。

今回使用した器はこちらです。

白釉台皿

径25~26cm 高さ2cm

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