ごまめとなますとれんこん ーおせちに必ず入れるものー
- tomomi shinohara
- 2019年1月14日
- 読了時間: 2分

お正月には二種類のごまめを作ります。
篠原の実家の母伝授のくるみの入ったごまめと、栗原はるみさんのレシピ、ごまがたっぷり入った甘めの田作りです。
結婚して初めて迎えた篠原家のお正月、お節に入っていたくるみのごまめが美味しくて、お義母さんに作り方を尋ねたことを思い出します。
はるみさんのごまの田作りは、くるみの食べられない息子の為に作ったのが始まりですが、お醤油や甘味の加減が微妙に違ってどちらも甲乙付けがたく毎年二種類作る様に…。

なますはシンプルな紅白なますと、やはりこれもはるみさんのレシピの“母なます”の二種類。ごまの田作りも母なますも、季刊誌“haru_mi”が“すてきレシピ”だったころからのわが家の定番で、もう20年来作り続けています。


もう一品の蓮根も義母から伝授されたもの。素揚げしたれんこんをお醤油とラー油に漬け込むのですが、薄切りにして並べるとその姿もよく食欲をそそるのか、あっという間に無くなります。
今年のお正月、もう料理をしなくなった義母を我が家に迎え、白味噌のお雑煮と、くるみのごまめと薄切りにした蓮根の入ったおせちを食べてもらいました。これもこちらもお義母さんのレシピだよ、と言っても“そうだった?”とにこにこ笑っている義母でした。
今回使用した器はこちらです。

青磁釉重箱
径22.5cm
高さ5cm

黒釉長皿(中)
長さ34cm
幅14cm

鉄砂釉椀
径12cm
高さ7cm
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